一回没になった案です。

やりたいことの根本はそんなに大きくは変わらないと思うので、共感してくれる方やもっとこうしたらいいと思う!というご意見ぜひご連絡ください。

借りる家条件

プロジェクト概要

アイデア(事業)の内容を記載してください(どんなアイデアですか?)

折尾に住んでいる人はもちろん、他の地域から来た人が思わず立ち寄りたくなるようなシェアハウスを折尾に作りたい。大事にすることとしては、ご飯を一緒に作って食べること。お店、みたいに誰かが作ってくれたご飯を食べるのではなくて、そこにいる人たちと、一緒に買い物に行って、食材を持ち寄って、ご飯を作る。ということを大切にしたい。カフェなどで誰かと一緒にご飯を食べるのは楽しい。おいしさ、ももちろん大事だけど、誰かと一緒に食べるからこそ、思い出に残るし、美味しいと思う。その中に、こうやって作ったという、作った経緯が加わるとさらにかけがえのない食事になると思い、一緒につくるという形を大事にしたい。一階はフリースペースの様な形で、キッチンと机があり、地域の人、誰でも入ることができるような場所にする。地域の人、学生、誰でもいきなりイベントを始めてOK。たまたまそこにいた人たちがみなで楽しくUNOをしたり、映画を見たり、ご飯を作って食べたり。そんな場所があったらいいなと思う。2階は何部屋かあって、住民を募集する。学生が多いこともあり、入学の時期に興味を持ってくれる人はいるのではないだろうか。一時様子を見るために住んでもらってもいいし、飛び入りでもいい。実家から通っている人が、夜遅くなったから、ちょっと泊まりたい、みたいな使い方をしてくれてもいいなと思う。治安が心配だが。ただ、そんな気楽に行ける友達の家みたいな、地域の家があったら素敵じゃないかなと思った。シェアハウス、って実際に行ってみないとどんな感じかわからないと思うが、基本的に入居者のみ、もしくは知り合いのみが入れるものが多く、地域の人、誰でもきていいよ、というような形を取っているところはほとんどないと思う。カフェと、公民館と、シェアハウスと、ホテルと、良いところどりをしたような形態にしてみたら、面白いと思った。また、シェアハウスは、誰か大人の管理人の方がいるということが多く、学生のみで運営しているところはほとんどないと思う。学生が主権を持っているからこそ、今日行っていいかと気楽に声をかけやすく、学生同士は入りやすいコミュニティが作れるのではないかと思う。地域の人とも、積極的に関われるように、地域の人を巻き込んでご飯を作ったりイベントを行ったりできたらいいなと思う。

あなたがこの提案をする動機・情熱(パッション)を教えてください(提案理由)

折尾にきて3年。地域との交流が、あまりないと感じている。もちろん、公民館、オリオンテラス、カフェ、図書館など、やろうと思えばイベントや人と出会える場所はたくさんある。ただ、なんとなく入りづらかったり、人見知りをして思い切って話しかけることができなかったり。個人の飲食店はあるものの、学生としては友達と行ってしまうため、地域の人と話す機会はなかなかなく話しかけられない。そんなことが続く中で、そこに、行けば、誰かと出会える、一人で行っても、初対面でも受け入れてもらえる場所があったら素敵だなと思った。個人的に何箇所かシェアハウスにお世話になったことがあり、その場所の誰でも受け入れてくれる温かさが面白いなと思っている。今から、結婚しない人や、一人で暮らしていく人が増える中で、一人がたくさん集まって一緒にすむ、交流をする、という形態はいろいろな可能性を秘めていると思う。知り合いに、田舎でシェアハウスをしている人がいるが、その人に会いに、全国各地から人が来るし、そこに定住する人がいるし、通ったついでにフラッと立ち寄る人が、私がいる。

個人的に、人がどんどん減っていく中で、その地域の魅力が残るために必要なことは広報、新規性ではないと思っている。目新しいものがあるのが、観光資源があるのが、映えるものがあるのが、その地域の良さではない。その新規性は一時は人が集まるかもしれないが、時代は移ろうものだし、流行はいつか終わる。今、この一瞬だけ、人を呼びたい、ということであれば、新規の、目新しいものを作って人を呼ぶのは非常に有効な手段だと思う。もちろん、北九州の地を知ってもらうきっかけにはなると思うが、果たして、そこに定住したいとなるだろうか。少なくとも、私は遊園地を目当てに行った場所に住みたい、この地域に係り続けたい、愛着がある、となったことはない。では、その地域のよさを伝える、引き出すにはどうすればいいのか。愛着を、魅力を感じてもらうためにはどうすればいいのか。私は「人」だと思う。いくら時代が変わっても、同じ人はいないし、あたたかい関わりを忘れることはない。高校時代の友人に会うために、大阪でも北海道でも行きたいと思う。どこかに行きたいと思う時、最初の、一番大きなきっかけは人だと思う。このことは、今年の春1ヶ月ほど知り合いの誰もいない茨城の田舎に迎え入れてもらった時に強く感じた。

私は現在大学で医学を学んでいる。しかし、病気にかかってから治す、ではなく、できれば、病気になりたくないと思う。もし地域の中で、日頃から医療のこと、自分の健康について話す機会があれば、予防や早期発見につながると思う。実際、他の地域に遊びに行って学んでいる内容を言っただけで、まだ学生で何もわからないのにも関わらず、健康について相談されることが多々あった。そこで、話すことによって、自分だけではなく、周りの人にも自分の心配なところを打ち明けられ、そのあとはお互いのことを気にかけるようになっていた。身近に医者とは別で、相談しやすい、少し知識を持った人、話すきっかけがある人がいるとそんなことが起こりやすいのではないかと思う。しかし、今折尾ではたくさん医学生がいるにもかかわらず、そのような現象がほとんどない。演奏会や、地域のイベントではなかなか声をかけづらいしそこまで仲良くはなることができない。そんな状況もより良くできるのではないかと思う。医学生が地域に大幅に関わることは少ないが、地域の診療所などが必要なように医学はインフラであると思う。大病院があるからこそ、その密着性が薄れているという点もあると思う。もちろん医学は裏のテーマではある。そもそも医学生が地域と関わりたい、シェアハウスがしたい、食に興味がある、というのを表に出していることもほとんどないと思う。もともと、自身は農学部を志していたこともあり(https://ku-fuu.com/self-introduction-ku-fuu/)、比較的他にも手を出している方だとは思うが、ほとんどの学生はみなで同じ授業を受ける分、その中で満足してしまって対外的になろうともしづらい。それも何かきっかけがあれば、もっといろいろなことができると思うので、そのような効果も期待したい。何か話すきっかけがあれば、場所があればやってみたいことはたくさんあるのではないかと思う。